【2026年2月最新】コクヨ(7984)は決算前に買いか?PER19倍の割高感とオフィス回帰の真実

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執筆日:2026年2月12日
対象銘柄:コクヨ (7984)
現在株価:967円

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結論:コクヨ(7984)は買いか?

結論から述べます。現時点での投資判断は「HOLD(様子見)」です。

国内オフィス家具需要の強さは認めますが、現在のPER 19.6倍は過去平均(14-16倍)と比較して明らかに割高圏にあります。明日(2月13日)の決算発表で、市場の期待値を超える来期ガイダンスが出ない限り、材料出尽くしによる調整が入る可能性が高いと判断します。「押し目(Dip)」を待つのが賢明な戦略です。


現状分析:なぜ今、コクヨの評価が分かれるのか?

Q. オフィス回帰による「特需」は継続しているか?

A. 継続していますが、ピークアウトの懸念があります。

企業のオフィス回帰(Return to Office)に伴うリニューアル需要は、2024年から引き続き堅調です。特に、コクヨが注力する「コミュニケーションを促進するオフィス空間」への投資意欲は大手企業を中心に衰えていません。しかし、株価はすでにこの好材料を織り込み済みであり、ここからの上値追いは「サプライズ(予想以上の増配や自社株買い)」が必要なフェーズに入っています。

Q. 中国事業の減速懸念は払拭されたか?

A. いいえ、依然として最大のリスク要因です。

中国経済の停滞は、文具事業(特に高価格帯の学生向け文具)に影を落としています。現地ローカルメーカーとの価格競争も激化しており、構造改革のスピード感が問われる局面です。この「海外の弱さ」を「国内の強さ」でどこまでカバーできるかが、明日の決算の焦点となります。


競合比較:オカムラ・イトーキとの違いは?

オフィス家具大手3社を比較すると、コクヨの現在の立ち位置が浮き彫りになります。

比較項目 コクヨ (7984) オカムラ (7994) イトーキ (7972)
現在株価 967円 2,xxx円 1,xxx円
予想PER 19.6倍(割高) 12.8倍 10.5倍
配当利回り 2.39% 3.1% 2.8%
強み 文具×家具のブランド力
空間設計力
家具専業の技術力
物流システム
構造改革による
利益率改善

分析:
バリュエーション(PER/利回り)面では、オカムラやイトーキの方に割安感があります。コクヨがプレミアム評価(高いPER)を受けているのは「文具事業によるBtoCの知名度」と「安定した財務基盤」への信頼ですが、利回りが2.3%台まで低下している今、インカムゲイン狙いの投資家にとっては魅力が薄れています。


投資判断の詳細(The Answer)

1. Buyの条件(強気シナリオ)

以下の条件が満たされた場合のみ、エントリーを検討します。

  • 株価調整:株価が 880円以下(PER 16倍相当)まで調整した場合。
  • 決算サプライズ:明日の決算で、2026年度の営業利益予想がコンセンサスを10%以上上回り、かつ「増配(利回り3%回帰)」が発表された場合。
  • インド事業の具体化:成長著しいインド市場での具体的な大型受注や提携が発表された場合。

2. Sell/Bearの条件(撤退ライン)

  • 株価下落:820円 を明確に割り込んだ場合(トレンド転換と判断)。
  • 中国事業の赤字転落:中国セグメントでの赤字、または大幅な減損処理が発表された場合。

3. アクションプラン

「明日の決算発表をまたがない」ことを推奨します。
すでに保有している場合は、ポジションの一部を利益確定し、現金を確保してください。新規購入を検討している場合は、決算発表後のボラティリティ(変動)が落ち着く来週まで待機することをお勧めします。現在の株価水準で飛びつくリスクリワードは良くありません。


参照リンク(公式情報源)

投資判断の裏付けとなる、信頼できる一次情報源は以下の通りです。必ずご自身でも確認してください。


免責事項
本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。記載内容は執筆時点(2026年2月12日)のデータに基づいており、将来の結果を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。

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