本日2026年7月2日は、複数の企業が決算発表を予定している「決算デー」です。今回はその中から、産業廃棄物処理大手のダイセキ(9793)と、ドラッグストアチェーンのクスリのアオキホールディングス(3549)の2社をピックアップし、これまでの業績動向と本日の発表で注目すべきポイントを整理します。
本日の決算発表予定銘柄
決算カレンダーによれば、本日7月2日に決算発表を予定している主な銘柄は以下の3社です。
- 2493 イー・サポートリンク(東証グロース)
- 3549 クスリのアオキホールディングス(東証プライム)
- 9793 ダイセキ(東証プライム)
このうち、時価総額や事業規模の観点から市場の注目度が高いダイセキとクスリのアオキHDの2社について、詳しく見ていきます。
ダイセキ(9793)― 産業廃棄物処理のリーディングカンパニー
ダイセキは廃油・廃液・汚泥などの液状産業廃棄物を専門に処理・リサイクルする国内最大手。製造業から排出される産業廃棄物を独自の技術で再資源化するビジネスモデルで、景気動向に左右されにくい安定収益構造が特徴です。
直近の本決算(2026年2月期・2026年4月発表)では、売上高718.45億円(前年同期比6.7%増)と過去最高を更新しました。環境規制の強化や製造業の生産活動の底堅さを背景に、廃棄物処理需要は引き続き高水準で推移しています。
本日発表されるのは2027年2月期第1四半期(3〜5月期)の決算です。通期の期初計画に対する進捗率や、処理単価・処理量の動向、価格転嫁の状況などが注目ポイントとなりそうです。前期に過去最高益を更新しただけに、今期のスタートダッシュが計画通りに進んでいるかが焦点です。
クスリのアオキホールディングス(3549)― フード×ドラッグの融合で成長続く
北陸地盤のドラッグストアチェーンであるクスリのアオキHDは、食品構成比を高めた「フード&ドラッグ」業態で成長を続けている企業です。生鮮食品まで扱う店舗フォーマットが功を奏し、来店頻度と客単価の両面を押し上げています。
2026年5月期第2四半期(中間期、2025年12月発表)では、累計売上高2,798億700万円(前年同期比15.2%増)、経常利益は同5.4%増と増収増益。通期の経常利益計画227億円に対する進捗率は約60%となり、上期時点で計画を上回るペースで推移していたことが確認されています。好調な業績を受けて、年間配当を従来計画の16円から56円へと大幅に増額修正した点も話題になりました。
本日発表されるのは2026年5月期の本決算(通期業績)です。上期の勢いを年度末まで維持できたか、フードカテゴリーの拡大が引き続き増収を牽引したか、そして来期以降の見通し(次期計画・出店計画)がどう示されるかに注目が集まります。同社は2035年5月期に売上高1兆円を目指す中期計画を掲げており、今回の本決算がその通過点としてどう評価されるかもポイントです。
まとめ
本日決算を迎えるダイセキとクスリのアオキHDは、業種は異なるものの、いずれも直近まで好調な業績を維持してきた企業です。ダイセキは過去最高益からの成長継続、クスリのアオキHDは上方修正後の着地確認が焦点となります。決算発表後の株価反応や、通期計画・配当方針の変更有無にも注目していきたいところです。
※本記事は公表されている決算スケジュールおよび直近の適時開示情報をもとに作成した速報・注目ポイントのまとめであり、投資判断を推奨するものではありません。投資にあたっては最新のIR情報をご確認のうえ、ご自身の判断で行ってください。

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